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予防医学・
抗加齢医学検査予防医学・
抗加齢医学検査

当院では、予防医学・抗加齢医学(アンチエイジング医学)の各種検査を自由診療でご提供しております。

抗加齢医学検査(アンチエイジング医学検査)

当院では、がんの超早期リスクスクリーニング検査とならんで、健康を損なわせる様々な要因や加齢性疾患のリスクを分析する抗加齢医学検査(アンチエイジング医学検査)を重視しています。

抗加齢医学検査は一般的な健康診断とは異なります。 一般的な健康診断は、現在罹患している疾患を調査し、異常が見つかった場合に薬物や手術などの治療を行うことに焦点を当てています。一方、抗加齢医学検査は、身体の老化や将来発症するリスクがある疾患に予防的にアプローチすることに重点をおいて多岐にわたる詳細なチェックを行います。

当クリニックで導入している抗加齢医学検査では、免疫機能、終末糖化産物(advanced glycation end-product; AGE)、腸内細菌叢、テロメア長、遅延型アレルギーなどについて測定します。これらにより、潜在的な疾患リスクや加齢に伴う身体的変化を判定することができ、早期に問題を把握して加齢性疾患を予防し、老化を遅らせるための治療や生活習慣の改善についてのご提案をさせて頂くことが可能となります。

 抗加齢医学の臨床的な基本要素として、食事やライフスタイルの改善、サプリメントの摂取、ビタミン剤の点滴療法などの治療手段があります。また、超早期がんリスクスクリーニングによってがん発症が高リスクであるとの結果が出た場合は、問題となる臓器に焦点を当てた精密検査でフォローアップを継続され、免疫療法や遺伝子治療をご検討されることもお勧めします。

免疫機能検査

免疫系はウイルスや細菌から私たちの体を守り、またがんを予防する上で非常に重要な役割を果たしています。ノーベル賞を受賞した免疫学者のFrank Macfarlane Burnet博士は、私たちの体内では理論的には1日に平均3,000~5,000個のがん細胞が発生している可能性があるものの、免疫細胞ががん細胞を駆除してくれるので、がんになることが防がれていると説いています(免疫監視機構説)。しかしながら一方で、がん細胞も巧みな機能を駆使して免疫細胞の働きにブレーキをかけ、免疫系の攻撃を逃れていることも最近分かってきました。

免疫系がうまく機能しないと、がん細胞が生き残って増殖し、分裂を繰り返して、画像検査でも確認できるほどの大きさの腫瘍へと進展していきます。このように、免疫系の健康を守ることはがん予防において非常に重要な課題であるといえます。
免疫系は「自然免疫系」と「獲得免疫系」と呼ばれるグループに分かれていて、様々な役割の免疫細胞がオーケストラのように互いに密接に協調して働いており、免疫機能の評価では各種の免疫細胞について詳細に解析する必要があります。

当院でご提供する健康ライフサイエンス社の免疫力判定検査(基本コース)は、Tリンパ球(ヘルパーTリンパ球/キラーTリンパ球、ナイーブTリンパ球/メモリーTリンパ球)、Bリンパ球、NK細胞などをフローサイトメトリーと呼ばれる方法で分析し、免疫力を総合的に評価します。またCD28陽性キラーTリンパ球数に基づく「Tリンパ球年齢」も算出することができます。

料金などの詳細については検査料金のご案内のページもご覧下さい。

糖化検査(AGE測定)

「終末糖化産物(advanced glycation end-product;AGE)」は、糖とタンパク質が加熱されてできる老化物質で、食品が加熱されたり、あるいは食品が体内で高温になったりすることでも生成されます。AGEは血管内に沈着して炎症の原因となり、糖尿病や動脈硬化やがんを引き起こします。また、AGEはコラーゲン やエラスチンと容易に反応を起こして血管や皮膚の弾力性をなくし、細胞の再生を遅らせてメラニンを蓄積させ、さらにAGE自体も褐色であるために皮膚の黄変も生じさせてしまいます。

身体に有害なこのような反応は「糖化」反応と呼ばれ、アンチエイジング医療において「酸化」反応と並んで近年大変重視されるようになってきました。酸化反応を体が“サビつく”ことに例えるなら、糖化反応は体が“コゲつく”ことに例えられます。

AGEは一般的には血液や尿で測定可能ですが、当院では、皮膚の表皮および真皮に含まれるAGEが発する蛍光を測定することができるオランダ製の最新鋭の医療機器「AGE READER mu」を導入しています。ただ腕を機器の上に置くだけでAGEの測定結果がわずか12秒で得られ、糖化年齢を計算することで老化状態に関する情報を的確に把握することができます。

料金などの詳細については検査料金のご案内のページもご覧下さい。

生活習慣病リスク検査
(ホモシステイン測定、ビタミンD測定、アディポネクチン測定)

動脈硬化によって引き起こされる、狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患や、脳梗塞などの脳血管障害は、がんに次いで死亡率が高い疾患です。加齢とともに動脈硬化が進み、不健康な生活習慣が病態を更に悪化させるため、動脈硬化はアンチエイジング医学において最も重視されるポイントの一つです。

「ホモシステイン」は、中間代謝産物として生成するアミノ酸で、深部静脈血栓症の危険因子です。ホモシステインは、酸化及び糖化を促進してコラーゲンを破壊します。コラーゲンは血管、皮膚、歯、骨などの重要な成分なので、コラーゲンの破壊は動脈硬化、皮膚老化、歯周病、骨粗鬆症につながってしまいます。ホモシステインの測定により、これらの関連疾患のリスクを評価することができます。なお、ホモシステインは、葉酸とビタミンB6とビタミンB12の欠乏で生成が増加することが知られており、これらの栄養素を補給することが大切です。


近年、ビタミン研究の分野では、がん予防に関する「ビタミンD」の重要な役割が特に注目されています。ビタミンDは、がん細胞の増殖や血管新生を直接阻害し、がん細胞のアポトーシスを引き起こし、炎症を低減し、免疫系を活性化するなど、様々な面から抗がん効果を発揮します。ビタミンDが欠乏すると、大腸がんをはじめ、乳がん、前立腺がん、膵臓がんのリスクが増加することが示されています。 米国では少なくとも半数の人がビタミンD摂取量が不足していると推定されていて、もし十分なビタミンDが摂取できれば、毎年のがんによる死亡を30%減らすことができると予測している研究者もいます。

またビタミンDには、腸からのカルシウムの吸収を高めて腎臓からのカルシウムの排泄を減少させる効果があるので、骨の健康な成長や骨粗鬆症の防止にも重要です。さらにビタミンDは、うつ病や肥満を予防し、心臓や皮膚の健康を保つのにも役立ちます。25-ヒドロキシビタミンDの血中濃度を測定することにより、このような観点からの大切な情報を得ることができます。

「アディポネクチン」は、「長寿ホルモン」とも呼ばれており、脂肪燃焼や糖代謝を促進し、免疫を活性化し、生活習慣病やがんを予防します。 アディポネクチンの低下は、2型糖尿病、肥満、心臓血管疾患、非アルコール性脂肪肝疾患(Non-alcoholic fatty liver disease;NAFLD)などの多くの生活習慣病やがんにも関わっていることが示されています。

腸内細菌叢検査

免疫細胞はその3分の2が腸に集まっており、腸は人体で最大の免疫器官といえます。その腸内には、およそ1千種類にわたる腸内細菌が10~100兆個も棲み着いて共生しています。腸内細菌はそれぞれテリトリーを持って群生しており、そのミクロの眺めはまるで花畑(フローラ)のように見えることから、腸内細菌叢は「腸内フローラ」と呼ばれています。「腸内フローラ」の構成は、人によって全く異なっており、腸内細菌叢をいかに良い状態に保つかがその人の免疫系に大きな影響を及ぼし健康に直結しています。

腸内フローラのバランスが乱れが疾病につながることが分かってきており、消化器系の病気にとどまらず、循環器系やアレルギー、精神系の病気など多岐にわたっていることが明らかとなっています。腸内フローラの生態系は非常に複雑であるため、腸内フローラと病気との関連性は全体像として捉えられましたが、疾病のリスクを個々に分析することは困難であり、その手法は長い間確立されてきませんでした。
約27,000人の大規模な日本人の腸内細菌叢解析データベースを活用し、腸内細菌叢と疾病の関連性の長年の研究から誕生したのがシンバイオシス・ソリューションズ社の「シングラム」検査です。腸内細菌の分析結果に加えて、消化器系・循環器系・アレルギー系・神経系・精神系などの30以上の疾病リスクについて網羅的にスクリーニングします。

腸内細菌は私たちが食べたもののうち未消化物を餌として増殖するため、腸内フローラは食べるものによって変化します。「シングラム」検査では、リスクが高いと評価された疾病について、推奨食品が提案されます。この推奨食品を摂取することにより、腸内フローラの改善を介して、なかなか改善されない原因不明の不調に苦しんでいる方の疾病を予防・改善できる可能性があります。腸内細菌叢の構成を踏まえたパーソナルな情報が提供されるため、生活習慣の行動変容につながることが期待されます。 検査はキットをお渡ししますので、ご自宅で検便をして頂き、郵送をして頂くだけで、とても簡単です。

料金などの詳細については検査料金のご案内のページもご覧下さい。

テロメア検査

細胞の核には遺伝子であるDNAが染色体と呼ばれる形となっておさめられていますが、その染色体の末端には「テロメア」と呼ばれる部分が存在します。この「テロメア」の長さは、加齢による細胞分裂のたびに短くなり、また生活習慣の乱れや環境要因による酸化ストレスなどでも短くなってゆきます。「テロメア」は染色体がすり減ってしまうことを防ぐ役割を果たしているのですが、このテロメアの長さが短くなってゆくことによって、染色体が不安定となり、心筋梗塞、糖尿病、がん、認知症などの病気にかかりやすくなっていくことが知られています。
当院では、広島大学発ベンチャー企業であるミルテル社の「テロメアテスト」がお受けになれます。5mLの採血で末梢血中の単核球と呼ばれる細胞の染色体を分析して、「テロメア」の長さとさらにその最も末端の「Gテール」と呼ばれる特殊な部分について詳しく解析し、テロメアの強度と疲労度を算出します。

「ホモシステイン」は、中間代謝産物として生成するアミノ酸で、深部静脈血栓症の危険因子です。ホモシステインは、酸化及び糖化を促進してコラーゲンを破壊します。コラーゲンは血管、皮膚、歯、骨などの重要な成分なので、コラーゲンの破壊は動脈硬化、皮膚老化、歯周病、骨粗鬆症につながってしまいます。ホモシステインの測定により、これらの関連疾患のリスクを評価することができます。なお、ホモシステインは、葉酸とビタミンB6とビタミンB12の欠乏で生成が増加することが知られており、これらの栄養素を補給することが大切です。

テロメアの強度と疲労度を測定することによって、これまでの生活習慣やストレスによる影響を知ることができ、ご自身が健康な状態なのか、それとも疾患の発症には至っていないものの未病の状態なのか、その程度を把握することができます。

DNAの塊である染色体の末端部である「テロメア」の長さを測って、遺伝子の強度を「テロメア年齢」で示して実年齢との違いがどのくらいかを算出し、さらにその「テロメア」の最末端の「Gテール」の部分が「テロメア」の長さの何%を占めているかを測って、生活習慣やストレスの影響による遺伝子の疲労度を「良好」か「注意」か判定します。
テロメアのGテールの長さを測定する検査を提供しているのは、世界でもミルテル社のみです。

料金などの詳細については検査料金のご案内のページもご覧下さい。

遅延型食物アレルギー検査

健康維持においては十分な栄養とそのバランスが大切ですが、その栄養素が吸収される場が小腸粘膜になります。もし小腸粘膜が損傷していると吸収機能障害が生じ、栄養失調が引き起こされてしまいます。食物アレルギーは、小腸粘膜を破壊する要因となります。免疫系は、体に無害な物質と有害な物質(化学物質など)を区別することができ、有害な物質のみを排除します。 しかし、免疫系も時として判断を誤る場合があり、時々ミルク、小麦、大豆、柑橘類、ナッツ、トウモロコシ、卵などの食品を有害な外敵である「アレルゲン」と誤認し、健康に様々な問題を引き起こしてしまいます。 更に、同じ食べ物を食べ続けることによってアレルギー反応が繰り返され、小腸粘膜の健康が更に損なわれていきます。

遅延型食物アレルギーは、「隠れたアレルギー」とも呼ばれ、アレルゲンに曝露されてから数時間後ないし数日後まで影響が出ないため、しばしば確認が困難です。遅延型食物アレルギーはリンパ球を介してIgG(免疫グロブリンG)と呼ばれる抗体を産生し、慢性疲労、関節炎、アトピー、湿疹、浮腫、肥満、頭痛、便秘、過敏性腸症候群、うつ病などの様々な病態を引き起こします。

遅延型食物アレルギー検査では、わずかな血液で190種類もの食物に対する免疫反応を一度にまとめて測定することができ、それぞれのIgG抗体レベルを評価することで避けるべき食物が分かります。食物アレルギーを最小限に抑えることで、不快な症状を排除して腸粘膜を守ることができ、栄養吸収の効率も改善できます。

料金などの詳細については検査料金のご案内のページもご覧下さい。

有機酸検査

「有機酸」は、体の中で新陳代謝によって生じる産物です。有機酸は血液中で酸性を示す有機化合物で、尿中に排泄されます。有機酸には炭素と水素と酸素が含まれますが、さらに窒素、硫黄、リンが含まれている場合もあります。有機酸には、消化管のマイクロバイオーム(細菌叢)に生息する細菌などの生物に由来しているものも多くみられます。

先天性代謝異常症では、体内の酵素に異常や欠損がありますが、アミノ酸の代謝が悪くなると、代謝過程の中間産物である有機酸が蓄積します。細胞や体液に有機酸が過剰に蓄積すると毒性がもたらされ、「有機酸血症」と呼ばれる病気になります。有機酸血症は、蓄積する有機酸の種類によって、メチルマロン酸血症、プロピオン酸血症、イソ吉草酸血症、メチルクロトニルグリシン尿症、ヒドロキシメチルグルタル酸血症、複合カルボキシラーゼ欠損症、グルタル酸血症1型など、様々なものが知られています。有機酸血症の症状としては、嘔吐、傾眠、痙攣、成長障害、知的発達障害、運動失調、脳症、ケトアシドーシスなどがあります。

このような遺伝性疾患以外でも有機酸が体内に蓄積することがあります。例えばアセトアミノフェンという薬剤を過量に使用すると、有毒化学物質の解毒を促進する肝臓のグルタチオンが過剰に消費されて、ピログルタミン酸という有機酸が蓄積します。また、褐色細胞腫という副腎の病気では、神経達物質であるアドレナリンが過剰産生され、その代謝物であるバニリルマンデル酸という有機酸が蓄積します。有機酸の検査値の異常は、自閉症・広汎性発達障害などでもみられることが知られており、またビタミンB12、パントテン酸、ビオチンなどの重要なビタミンの欠乏を示唆していることもあります。

有機酸検査は尿を採取して行い、尿中の有機酸を主とした76種類の異なる代謝産物を網羅的に分析し、全身の健康状態を包括的に評価する検査です。有機酸検査では、ビタミンとミネラル、酸化ストレス、神経伝達物質のマーカーとなる有機酸が測定できます。また有機酸検査は、腸管内の真菌や細菌の繁殖の指標としても利用されています。異常増殖した酵母菌や、クロストリジウム菌などの悪玉細菌は、行動障害、多動性、運動障害、倦怠感、免疫機能異常を引き起こす可能性があります。有機酸検査で結果に異常が検出された場合には、その原因を突き止め、サプリメントや食事療法などのプランで代謝の改善を目指します。
なお、有機酸検査は、さらに7種類のカビ毒素を検出する「マイコトキシン検査」、11種類の環境汚染物質を検出する「環境汚染物質検査」、除草剤の毒性化合物を検出する「グリホサート検査」をオプションとして加えることができます。

なお、各種のオプション検査には追加料金がかかります。
料金などの詳細については検査料金のご案内のページもご覧下さい。